会議詳細

A会議「宇宙における軍備競争の防止」

設定会議:第71会期国連総会第1委員会(C.1)

会議監督:東拓也(金沢大学法学類2年)

議長  :長谷川千紗(金沢大学法学類2年)

秘書官 :寶珍美月(金沢大学法学類3年)

募集人数:40名程度

会場  :キゴ山ふれあい研修センター


<会議監督挨拶>

今回の北陸大会で会議監督を務めさせていただきます、北陸支部旧メンの東拓也です。A会議の議題は「宇宙における軍備競争の防止」です。宇宙という今までとは違った観点から安全保障を考えていただければと思います。会議監督含めフロント一同精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。

第23回模擬国連会議北陸大会A会議監督 東拓也


<議題解説>

文責:東拓也

今会議では「宇宙における軍備競争の防止」という議題を取り扱います。この議題では、「宇宙における軍備競争の防止」を目標に、宇宙の軍事制限について議論を行います。しかし、人工衛星開発と同義にとらえられがちな弾道ミサイルや、そのミサイルを迎撃するシステムを巡る政治上の対立が深く、依然として国際社会は有効な方策を取ることが出来ていません。さらに、軍事革命の進展により、宇宙にある軍事衛星システムによるGPSや各種衛星を利用することで地球規模での軍事行動を行うことが可能になっており、宇宙の軍事的価値はますます高まっている一方で、宇宙の軍事利用の進展に伴い、一部の国家では対衛星兵器(ASAT)実験が行われ、他国の衛星破壊を起こすおそれが現実のものとなったことにより、近年の宇宙の軍備競争の危険性が指摘されるようになりました。このように、ミサイル防衛やASATの問題など、宇宙空間は各国の外交、安全保障上欠かせない重要な活動領域となっているのが現状であり、また、宇宙条約が50年近く不変だったことは、国際社会でこの問題が上手く処理されなかったことを意味していると言えます。

現在、ジュネーブ軍縮会議という多国間軍縮フォーラムにおいて、「宇宙における軍備競争の防止」は討議されていますが、1997年から実質的討議が進んだとは言い難い状況です。今会議では、このような軍縮会議における「宇宙における軍備競争の防止」の現状について討議する、国連総会第1委員会の定例会議をシミュレーションしていただきます。この議題は少し専門的な知識を要する分野ではありますが、しっかりリサーチしていただき、宇宙の安全保障に脅威が迫る今、どのような軍事規制が必要であるのか、みなさんに考えてもらいたいと思います。


B会議「遺伝子組み換え食品の表示問題」

設定会議:国際食品規格委員会第36回食品表示部会(CCFL)

会議監督:北川真由(金沢大学法学類2年)

議長  :広瀬一希(金沢大学法学類2年)

秘書官 :松本啓佐(金沢大学法学類3年)

募集人数:30名程度

会場  :キゴ山ふれあい研修センター


<会議監督挨拶>

みなさん、こんにちは!今回、B会議の会議監督を務めさせていただきます、北陸支部旧メンの北川真由です。よろしくお願いします。今回の議題は「遺伝子組み換え食品の表示問題」についてです。1990年代に初めて遺伝子組み換えが行われた作物が商品化され、世界へどんどん広がっていきました。この発明により、今まではある作物を栽培するのが難しかった土地でも、栽培が可能になるなど、私たちにとって画期的なものになったことは間違いありません。しかし、生態学的に全く新しく作られた生物が安全であるとは言い切れません。普段、ニュースや大きな話題となりにくい問題であり、また食という私たちの日常生活に密接に関わる事項を深く考えていただきたいと思い、この議題にしました。たくさんの参加をお待ちしております。

第23回模擬国連会議北陸大会B会議監督 北川真由


<議題解説>

文責:北川真由

「原材料に遺伝子組み換え作物を含まない」、「ダイズ(遺伝子組み換えではない)」

 上記の表記をどこかで目にしたことがあるかと思います。「遺伝子組み換え」とは、ある生物の遺伝子から有用な部分を取り出し、植物など違う生物の遺伝子に組み込んで、新たな性質を持たせることをいいます。「遺伝子組み換え作物」や「遺伝子組み換え食品」はこの技術を用いて出来上がった作物と食品ということになります。

 遺伝子組み換え食品の表示法は、遺伝子組み換え食品に対する考え方や立場で国によって大きな違いがあります。遺伝子組み換え作物の主要な生産国は、明らかに今までの食品と異なるもののみを表示したいと考えています。一方で、表示の厳格さは問わず、表示の義務化を行っている国は、主要な生産国の考えだけではなく、組換えDNAやそれから生成されるたんぱく質を含むものも表示すべきだと考えています。また、国によっては全ての遺伝子組み換え食品に表示すべきだというところもあり、なかなか議論が進まないでいます。

 さらに、今回の議場であるCODEX委員会の食品表示部会で遺伝子組み換え食品の表示の国際規格を策定するわけですが、その基準は、その後CODEX委員会の総会で採択され、それが可決されれば新たな基準として全世界に提示されます。このCODEX基準に拘束力はなく無視して国内で勝手に基準を作ることも可能ですが、ほとんどの場合、国内の基準はCODEX基準に整合化されます。CODEX基準に従っていない場合、非貿易障害として、貿易相手国からWTO(世界貿易機構)に提訴される恐れがあるからです。この背景には、WTOの前身であるGATT(貿易と関税に関する一般協定)の下で合意された2つの国際協定、「貿易の技術的障壁に関する協定(TBT協定)」と「衛生及び食物検疫措置の適用に関する協定(SPS協定)」が深く関わっています。

この表示問題は各国の利益や、私たち消費者の安全など様々な要素が絡み合っています。私たちの見えないところで起き、食という日常生活に関わる問題について目を向け、少しでも興味を持ち、考えていただけたらなと思います。

設定国一覧

A会議 『宇宙における軍備競争の防止』で参加できる国

<Asia>

China, Democratic People`s Republic of Korea, India, Indonesia, Iran, Israel, Japan, Jordan, Malaysia, Mongolia, Pakistan, Republic of Korea, Saudi Arabia, Turkey

<Africa>

Algeria, Egypt, Ethiopia, Kenya, Morocco, Nigeria, South Africa

<Europe>

Austria, France, Germany, Ireland, Italy, Netherlands, Portugal, Russian Federation, Ukraine, United Kingdom

<Latin America and Caribbean>

Brazil, Columbia, Cuba, Mexico, Peru, Venezuela

<North America>

Canada, United States of America

<Oceania>

Australia

B会議 『遺伝子組み換え食品の表示問題』 で参加できる国

<Asia>

China, India, Japan, Pakistan, Philippines, Republic of Korea, Thailand, Vietnam

<Africa>

Algeria, Burkina Faso, Egypt, Kenya, South Africa, Sudan, Zambia

<Europe>

Czech Republic, Germany, Poland, Portugal, Russian Federation, Spain, United Kingdom

<Latin America and Caribbean>

Argentina, Brazil, Mexico, Uruguay

<North America>

Canada, United States of America

<Oceania>

Australia, New Zealand